人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2011年2月10日木曜日

「プロポリス」は、副作用のない「癲癇 (てんかん) 薬」!
癲癇の原因である発癌キナーゼ「TOR」を二重に遮断。

癲癇(てんかん)発作に悩む患者の数は、人口の1% 近いといわれている。
しかしながら、市販されている癲癇治療薬はどれも副作用がかなり強いと
いわれている。しかも、市販の癲癇薬では直り難い強情な癲癇もある。。。

さて、難病「癲癇」に関して、2008年に大変画期的な発見がなされた。米国
セントルイスにあるワシントン大学のマイク・ウオングのグループによれば、
発癌キナーゼ「TOR」の阻害剤である「ラパマイシン」は、TSC腫瘍の増殖を
抑えるばかりではなく、TSCにしばしば合併して起こる癲癇の症状を抑える
作用もある (総説 1)。 つまり、癲癇が発生する原因の1つは、「TOR」の
異常な活性化にあることが示唆される。前述したが、「TOR」の活性化には
「PAK」が必須であることが既にわかっている。従って、「PAK」を遮断すれば、
癲癇が治まるはずである。「PAK」を遮断するプロポリスが癲癇に効くのは、
当然のことである。

さらに、CAPEを含むプロポリス (例えば、 「Bio 30」など)には、抗癌
キナーゼ「AMPK」を活性化する作用もある。「AMPK」が活性化すると、
下流の「TOR」が遮断される。つまり、「Bio 30」は、言わば「ダブル
パンチ」で、癲癇の原因である「TOR」を遮断しているわけである。

従って、市販されている従来の癲癇治療薬が効かない癲癇患者には、安価かつ
安全な「プロポリス」を経口するよう、ぜひお勧めしたい。

さて、スイスの「ノバルティス」製薬が開発したラパマイシン誘導体「アフィニトル」が
最近、日本でも市販され、TSCなどに伴う腎臓腫瘍の増殖を抑えると
いわれているが、一日当たりの薬価(10 mg 錠剤) が、なんと2ー3万円も
する。しかも、免疫機能を抑え、血圧を上げるという副作用がある。

「Bio 30」なら、一日の薬価 (体重10 kg当たり 1ml)は、わずか
100円前後で、かつ癲癇の発作や脳腫瘍の増殖もストップするという臨床例が、
既にある。しかも副作用がないから、安心して一生経口し続けることが可能で
ある。


総説

1。Wong, M. Mammalian Target of Rapamycin (mTOR) Inhibition as a Potential
Antiepileptogenic Therapy: From Tuberous Sclerosis to Common Acquired Epilepsies.
Epilepsia, 2010, 51, 27-36.

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